
欧州最強工場に訪問!日本勢「完全」敗北!三菱・デンソーも敗北確定…
ものづくり太郎チャンネル
AIは製造業も飲み込むのか!?…日本が強い設計が激変する
今日はものづくり太郎チャンネルさんを紹介しましょう。1990年代初頭のバブル経済崩壊以降、日本の失われた30年が端的に理解出来ると思います。
製造業の実態をワールドワイドに紹介されていて業界内部情報が沢山です。
日本は円高時期に地方の工場がはじめは韓国に、その後中国に大量移転しました。その時は工場移転の及びす影響がどのようになるか。まだ日本人も理解していなかったと思います。
日本の製造企業と、フランスのシュナイダーエレクトリック社を比べていますが、最早雲泥の差がついたことを説明されています。
Schneider Electric Japan YOUTUBE チャンネル
日本の製造業は国外移転でまず、韓国のサムスンを強くし、中国においてはあらゆる製造業が鄧小平の改革開放路線で移転していきました。
円高、製造業空洞問題は工場移転と技術もそうですが、その技術を持った人々を喪失する事です。
製造技術は人間とセットでした。
日本が持っていた製造技術の連続性を失った事。それが最も大きな損失でした。
そして太郎さんは、
日本勢完敗の超工場 日本最強の三菱も敗北
というテーマを上げています。
日本がまだ強いと思っている人々は認識を改めるべきです。
新たなゲームチェンジャーのAIが登場する中、今後どう生きていくかについて私達は大きな岐路に立っています。
製造は人間よりもロボット化してくでしょう。
今、AIの登場で、ホワイトカラーが職を失い、ブルーカラーがもてはやされている事例が出てきています。
まずホワイトカラーの成果を生み出せない層が仕事を失ったという事でしょう。
今の段階はブルーカラーは高卒の方がより企業での教育に柔軟ですし、より企業の方向性に適合出来るという思惑なのでしょう。
しかし、どの道、ロボット化が進めばブルーカラーも仕事が無くなり、AIを使いこなすホワイトカラーが生き残るのでしょう。
日本については白物家電等、表の製品についての競争力はかなり失いましたが、現在でも東京エレクトロン等の半導体製造機器メーカーや、シリコンウエハーの分野等では世界の先端を走っている中小企業も多いです。実は長野県の電子機器製造業が多いのは知らない方がほとんどだと思います。
結局、それらの製造業が日本の地方に仕事を作れば働く女性も増え、地方から女性が消える事もないでしょう。
少子化問題にも製造業の移転と衰退は影響しているのです。
確かに日本の製造業は三菱や日立や重工業から多岐に渡る産業を復興してきたと言えますが、日本が先端を走っていたのはもはや1980年代で、これからどうなっていくかは日本人次第になりました。
あくまで個人的な感想ですが、日本は言語バリアが高すぎる為に、せっかく国民の平均的水準が高くても、その能力を活かしきれていないと思います。
日本人が英語が苦手な最も大きな原因は「日本国内で英語を使うチャンスが限られている為に英語で考える必要が一切ない」事にあると思います。
日常生活の中で英語で考える触れる要素がほとんどありません。それでは世界の潮流に乗れるわけが無い。
では何故、昔日本は世界第二位までの国家に上り詰めたのか?
それは戦後の復興の中で、起業家達が創業したからです。
・松下幸之助 ・本田宗一郎 ・盛田昭夫 井深大等、世界で認められる企業にするという目的を必死に追っていた人がいた。
その影で沢山の中小企業や人々がより良い物を作るという事をあらゆる産業でやっていた事がもっと大きかったかもしれません。
又、アメリカの支援や冷戦構造下での日本の地政学的重要性など、国際的な要因も重要でした。
又、当時は円が安く、田舎の土地は安く、労働者資本もいた。なので製造業を地方に作る事によって地方も潤っていたのです。
当時の政治家は経済成長を重視する一方で、環境問題や地域間格差などの課題も生じました。
しかし、吉田茂、池田勇人以降、佐藤栄作、田中角栄等、日本を成長させるビジョンを持っていたと言えます。
それがこの1億人あまりの戦争で疲弊した国を世界第二位のGDP国家にした原動力でした。
それに比べて、今の日本はどうでしょうか?
グローバル化、少子高齢化、デジタル化など、現代日本が直面する課題が山積しています。
これらの課題を克服し、日本が再び世界をリードする国となるためには、どのような変革が必要でしょうか。私たち一人一人が、この問いに向き合い、行動していくことが求められています。
記事:丸山 真吾

投稿日:2024-06-21
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